学位評価基準（学位論文が満たすべき水準）

修士論文は、以下の基準により評価する。

• 当該分野の先行研究、社会現象に対する経験的観察に基づき、自らの研究の位置づけを明確にしている。
• 問題を分析するために必要とされる基礎的研究手法を身につけている。
• 自らが設定した問題に対して、一貫した論理に基づいて説得力ある結論を導いている。

ワークショップレポートは、以下の基準により評価する。

• 当該分野の先行研究、社会現象に対する経験的観察に基づき、自らの研究の位置づけを明確にしている。
• 自らが設定した問題に対して、一貫した論理に基づいて説得力ある結論を導いている。
• 論文の成果が、実務上のインプリケーションを持つ。

博士論文（商学研究科・経営管理研究科　経営管理専攻　研究者養成コース）は、1. 修士論文に関する基準に加え、以下の基準により評価する。

• 当該分野の先行研究を渉猟するとともに、研究方法論を体系的に知悉している。
• 問題を分析するために必要とされる高度な先端的研究手法を身につけている。
• 理論構築や実証を通じて、新しい知の創造や学問の深化に貢献している。

※なお、以上の各基準の相対的重要性は研究分野によって異なるため、柔軟に対応する。

• 学位論文審査及び最終試験は、２名の審査員によって行う。審査員は、提出論文の題目に基づき、経営管理専攻教授会において選出する。
• 最終試験は、第２年次以降の所定の期日までに学位論文を中心として、これに関連する学科について口頭試問により行う。

• ワークショップレポート審査及び最終試験は、２名の審査員によって行う。審査員は、ワークショップレポートの題目に基づき、経営管理専攻教授会において選出する。
• 最終試験は、第２年次以降の所定の期日までにワークショップレポートを中心として、これに関連する学科について口頭試問により行う。

• 学位論文審査及び最終試験は、３名の審査員によって行う。審査員の選出は、提出論文の題目に基づき、経営管理専攻教授会において選出する。
• 最終試験は、口述試験によって行う。

• 「学位評価基準（学位論文が満たすべき水準）」に照らして審査する。