
一橋大学大学院 経営管理研究科 経営管理専攻 博士後期課程イノベーション・マネジメント・プログラム(IMP)は、理論と実践の両面からイノベーションを担う⾼度専門人材を育成するための博士レベルの教育・研究プログラムです。
本プログラムは、経営学や経済学を中心とする社会科学の知見を基盤とし、以下の2 つを目的としています。第一に、新たな技術を企業成⻑や事業戦略に結び付ける力を持つ⾼度経営人材・経営専門職を育てることで、産業界での技術革新を実現する実践力ある人材を輩出します。第二に、イノベーション・マネジメントに関連するテーマについての研究を通じて、学術的なフロンティアを切り拓き、企業経営において影響力を持ちうる人材を育成します。
履修者は主に千代田キャンパス(東京都千代田区一ツ橋)に平日夜間(一部の集中講義は土曜日昼間)に通学することで、企業等での勤務を継続しながら博士号(博士(経営))を取得できます。
本プログラムは、2026年度入学より制度が一部変更となっています。主な変更点は以下の通りです。
企業や社会が大きな環境変化に直面する中、イノベーションの創出により成長・発展を目指すためには、新しい技術を企業成長や事業戦略に結び付けることができる高度経営専門職や、イノベーション・マネジメントに関連するテーマについての研究を通じて学術的なフロンティアを切り拓く人材が必要とされています。
イノベーション・マネジメント・プログラムでは、一橋大学が長年蓄積してきた経営・イノベーション研究と経営人材育成教育をベースとする博士後期課程のプログラムを提供しています。
本プログラムにおける学修を通じて企業経営・イノベーションにかかわる⾼度な分析力と洞察力を身につけることによって、日本および国際社会におけるイノベーション創出の基盤を担う人材として、社会を牽引していくことが期待されます。
一橋大学 大学院経営管理研究科 経営管理専攻長
安田 行宏

・MBA経営管理プログラムに設置された科目
・研究者養成コースに設置された科目
<履修モデル>
・博士課程修了必要単位数:演習18単位以上、講義2単位以上
・プロポーザル提出必要単位数:プロポーザル提出期限(2年次11月末)までに、講義2単位以上(IMP開設科目2単位含)
| IMP開設科目 | MBA経営管理プログラム開設科目 | |
|---|---|---|
| 3年次 |
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| 2年次 |
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| 1年次 |
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注1:太字は必修科目 注2:黒字は講義科目、赤字は演習科目。演習は、講義期間中の月曜夜1・2限(隔週)に開講
一橋大学商学部卒業。化学メーカー勤務を経て、2001年一橋大学大学院商学研究科博士後期課程単位修得退学。2002年一橋大学博士(商学)。東京理科大学経営学部経営学科専任講師、イノベーション研究科技術経営専攻准教授を経て、2017年に一橋大学商学研究科准教授となり、2022年より現職。技術を軸とした経営のあり方に関心をもち、現場に足を運び、関係者から聞き取りを重ねて作成する事例研究を中心に、定性的な調査研究を行っている。現在は、1)製造業における研究開発マネジメント、2)新規事業創出の論理、3)ビジネスモデルの動態モデルと持続的競争優位性、などについて研究を行っている。

2008年に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を単位修得退学し、武蔵野大学政治経済学部講師を経て、2012年に一橋大学商学研究科講師、2013年に准教授となり、2026年より現職。研究上の主たる関心は、組織内の組織メンバー間の意識の分化とその統合のメカニズムにある。具体的には、日本企業を対象とした組織行動やマーケティング活動についての質問票調査データを用いた定量的研究を中心に研究をおこなっている。

1998年博士(商学)(一橋大学)。2006−2007年Fulbright Visiting Scholar。Academy of Management Best Paper Award (One Division及びTIM Division)(2026)、日本経営学会賞(2022)、日経・経済図書文化賞(2012)、組織学会高宮賞(2003, 1998)などを受賞。現在はイノベーション研究センター教授として、イノベーション創出、戦略・意思決定、組織化プロセスを中心に、企業戦略、リーダーシップ、持続可能性、メンタルヘルスなど幅広いテーマについて国内外の研究者・実務家と共同研究を進めている。

東北大学工学部卒業。2014年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了、博士取得。韓国の総合家電・情報通信メーカーでの研究開発や、日本の政府系シンクタンクでのアナリストとしての実務を経験。2016年に一橋大学大学院商学研究科講師に着任、2019年より経営管理研究科准教授、2025年より現職。技術経営を専門分野に据え、イノベーションのメカニズム解明に向けた実証研究を展開している。

2008年に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を修了し、武蔵野大学政治経済学部専任講師を経て、2011年に一橋大学商学研究科講師、2012年に准教授となり、2024年より現職。博士論文ではブランド・イメージの形成プロセスにおける、個人と集団の相互作用について実証研究を行った。最近の研究上の関心は、日本企業の新興市場におけるマーケティング戦略にある。特にマーケティングのノウハウの移転や現地法人のマネジメントに関して企業調査を行っている。

1999年に一橋大学大学院商学研究科博士後期課程を単位修得退学し、長崎大学経済学部専任講師・助教授、一橋大学大学院商学研究科准教授を経て、2012年より現職。その間、2003年から2004年にかけて、フルブライト研究員として南カリフォルニア大学において在外研究を行った。主たる研究上の関心は、職業専門家たる監査人(公認会計士)の判断・意思決定、会計・監査を巡る規制、監査市場、監査事務所の組織文化にある。これらのトピックに関して、アーカイバル・データおよび実験データを用いた実証的な研究を行っている。

1875年に「商法講習所」として開設された一橋大学は、その前身である東京高等商業学校・東京商科大学の時代から、客観的な分析力と深い思考力を備えた高度専門職業人を、産業界を中心に数多く送り出してきました。
大学院経営管理研究科経営管理専攻博士後期課程イノベーション・マネジメント・プログラムは、その伝統を受け継いで、新たな技術を企業成⻑や事業戦略に結び付ける⼒を持つ高度経営人材・経営専門職や、学術的なフロンティアを切り拓き、企業経営において影響⼒を持ちうる人材の育成を目的としています。
具体的には、イノベーションに関する深い洞察と効果的なコミュニケーション・スキルを併せ持つリーダーを育成すること、高度な専門的スキルに支えられた創造性を持つプロフェッショナルを育成すること、そして社会の健全な発展に貢献するための高い倫理性を備えた人材を育成することをその使命として掲げています。
本プログラムにおける学修を通じて経営管理全般の知識と企業経営・イノベーションにかかわる高度な分析力と洞察力を身につけることによって、修了後は、先端技術を基盤とする企業経営の中核人材として、国内外で社会を牽引していくことが期待されます。
大学院経営管理研究科規則および細則に定められた修了要件を満たしたことをもって、『1.修得する能力・資質等』に示した能力および資質等を身につけたものと判定します。
入学試験の概要 ※詳細については、募集要項で必ず確認してください。
| 出願資格 | 原則として修士の学位を有する者及び翌年3月までに取得見込みの者で、出願期間の開始日において3年以上の実務経験を有するもの |
|---|---|
| 募集人員 | 若干名 |
| 出願期間 | 1月上旬 |
| 第1次試験 | 書類選考(出願書類に基づく選考) 2月上旬 |
| 第2次試験 | 口述試験 2月中旬 |
※同一時期の入学試験であることから、「博士後期課程研究者養成コース(編入学)」との併願はできません。
※学位授与状況は 経営管理研究科 経営管理専攻 博士後期課程 研究者養成コース に掲載しておりますので、ご参照ください。